ペットフードにおける正規輸入品と並行輸入品の違い
正規輸入品とは、ペット用サプリメントやペットフードを販売するアズミラジャパンであれば、Azmira USAとアズミラジャパンとの独占輸入契約に基づき輸入された製品を指します。
並行輸入品とは、フードメーカーからの認証を受けずに独自のルートで、流通している国(アズミラの場合はアメリカ)の国内の問屋や販売店から買い付け業者が独自に輸入をした製品を指します。
では、正規輸入品と並行輸入品とでは具体的に何が違うのでしょうか?
●流通の違いについて
正規輸入品の場合、輸出から輸入に至るまで本社と正規代理店において管理され、工場直送の鮮度の高い物が輸入されています。
一方、並行輸入品の場合、既に発売されて居る製品を買い付ける為、正規品に比べて賞味期限までの日数が少ないなどの問題も生じることがありえます。
●運搬方法の違いについて
正規輸入品は、本社と代理店により管理輸入されている為、管理も行き届いて居り、流通経路も最短。
並行輸入品は問屋や販売店を介して輸入されている為、経路が定まらず複雑になり、この流通上で起きたトラブルに関しては問題点を特定するのが難しく責任追及も出来ません。
製品の輸入時、船便を使用する事が多いです。その際、正規品は低温コンテナによって輸入されてくるケースが多いですが、並行品は通常のコンテナを使用することが多いです。その為、温度の管理がされておらず、フードの酸化が心配されます。
フードの酸化や劣化が生じた場合、それを食べた愛犬が嘔吐・下痢を起こしたりすることがあます。
●パッケージの違いについて
正規品の場合、輸入元の言語で印刷され、正規品のシールが貼られています。
また、日本の湿度の高い気候に合わせて、日本向けのパッケージにリパックされた上で、(高性能バリアパッケージ)を採用し、お客様へと提供されます。
並行品の場合、輸入業者が翻訳した情報を貼らないこともあり、購入者が訳さなければならないことがあります。
結果、きちんと内容を理解できず給与量を誤ってしまったり、内容成分によっては健康被害に及ぶ可能性もあります。
●責任について
並行輸入品は、正規品より価格が安いケースが多くありますが、もし並行輸入品でなにか問題が起きた場合、正規代理店では責任を負ってはくれませんし、並行輸入業者が対応するかどうかも定かではありません。
●大切な命を預かる者として
『責任ある管理』、『提供された後も使い易いパッケージ』、『品質保持の為の努力』や、『安心・安全な製品であること』、それらの事柄を考えると・・・。
口のきけない愛犬たちが、元気で健やかにいてほしいと考えるのであれば、やはり生産ラインもはっきりと明快で責任ある正規代理店の製品を選んでいただきたいと思いますし、当店ではもちろん正規輸入品のみを取り扱っております。